お母さんたちの子育てを応援しようと「子育てサポートましばやし」が始まって、今年で１４回を数えます。
今年度は平成２２年９月から２３年２月までの半年をかけて、１歳半から２歳半までの２０組の親子を迎え１０回の講座を行いました。
講座の内容は、体を動かす「リトミック」や、工作、わらべ唄、食育の話、絵本の読み聞かせ、子育に関する何でも相談などです。
子育てサポートましばやし14 活動記録
風船を膨らませロケット遊びを楽しんだ後、風船が割れないようにビニールテープを縦横に巻きつけそれをボールにして投げたり蹴ったりして遊びました。遊んだボールは、家に持ち帰り遊んでいただきました。
お母さんと一緒に買い物競争、カードに書かれた野菜を親子で一緒に探します。「ママ、玉ねぎはどれ？ これ？・・」 「ちょっと違うわ！・・」 「じゃあ、これ？」 「そうそう、それが玉ねぎよ」などと、親子の会話が弾みます。
新聞紙を使っての遊びです。新聞紙で静電気を起こし髪の毛の立つ様子に驚いたり、丸めてボール投げ、びりびりに破いて雪を降らせたり、三角に形作って黒い折り紙を巻いておにぎりのできあがり。このように、一つの新聞紙をいろいろな形に変え使っています。
＊パネルシアター
小さな風船をいっぱい集め、装飾を施し大きなカブを作り、大きなカブの寸劇をします。子どもたちは、孫、犬、猫、ねずみの役をして、大きなカブを抜きました。子どもたちは、役になりきって楽しみます。
「ぴょーん」という絵本は色んな動物がぴょーんと飛び上がるお話です。話にあわせて子どもたちも一緒に飛び上がりました。
ねずみの指人形は、白いフェルトを使い作ります。歌にあわせて指人形がおどります。子どもたちも一緒になって、１匹の野ねずみが あなぐらに おっこちて チュッ チュッ チュッ チュッ チュッ チュッ チュッ チュッ おおさわぎと歌をうたい、ねずみの様子に合わせて体を動かしました。
＊リズムあそび
音楽に合わせて歩いたり、止まったり、また歩いたり、止まったりと音楽が途切れるのを注意深く聞いていました。
丸く切ったボール紙２枚とペットボトルのキャップ２個でカスタネットを作りました。お母さんの歌う「どんぐりころころ」「カエルの歌」「サンタクロースの歌」に合わせてみんなでカスタネットを叩きました。
＊季節に合わせたテーマ
ハロウィンでは仮装用マントをつくり、クリスマス会の時は、ジングルベルの音楽に合わせて体を動かし、年のはじめには正月の気分を福笑いでたのしみ、節分には、段ボールの鬼にカラーボールを投げつけ、鬼退治をしました。季節に合わせたテーマもとりいれています。
＊おもいでカード
最終回はハロウインの衣装を着た写真入りのカードに手形を押して、お母さんから一言を書いてもらいます。温かい励ましの言葉やねぎらいの言葉がありました。
そのあとお別れ会をします。子ども達、お母さん、講師、とコミ協の部員全員で手作りのおにぎりとけんちん汁を食べながら、講師の講評をいただきます。 お母さん方からの感想もひとりずっお話をしてもらいます。
＊参加記念
しあわせ部会のみんなで手作りした折り紙のメダル（参加賞と皆勤賞）とタオルのワンちゃんをプレゼントしました。
出席カードとともに、子どもたちにはよい記念になるとおもいます。
＊講座全体をとおして、ほとんどのお母さんから良かった というお答えを頂きました。
講座別の感想は、風船遊び＆リトミック、お菓子の家づくりに評価をいただきました。その一方で、親子遊び＆食育のはなしや冬の親子遊びは、評価が低くかった。
これらの結果から考察すると、工作や運動など視覚的・体感的に訴える内容に高い評価をいただいたのは、都市化が進み、親子が一緒になって遊ぶ機会が潜在的に求められている結果だと思います。
アンケートの結課を参考に、遊びの方法や話し方を工夫し、次回の講座に生かしたいと考えます。
また、お母さんたちからのご意見はここにあるように、回を重ねることで、引っ込み思案だった子どもが活発になったり、人見知りが治ったりしています。子供たちや親どおしのつながりもできて、母親たちは、わが子を見る目も変わったようです。
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