平成２０年度　コミ協視察研修会

　今年のコミ協視察研修会は、鹿嶋アントラーズの本拠地や鹿嶋神宮が近くにある、鹿嶋市から委託を受けて地域のコミュニティを活性化している「三笠まちづくりセンター」を平成２１年３月１５日に訪問しました。


　「三笠まちづくりセンター」は、小学校の空き教室を改築し、玄関を新たに設置した、学校との併設施設で、鹿嶋市から委嘱を受けた特別職員の館長と主事さんが建物の管理運営をおこなっていました。イベントなど活動計画や運営は、地域のボランティアによる「三笠まちづくり委員会」が活動を行っていました。

　活動の状況について、まちづくり委員会市田委員長から説明をいただきました。行政とのかかわりについては、山本館長からお話をいただきました。








　「三笠まちづくりセンター」は、まちづくり委員会を組織して、行政からまちづくり運営委託金を受るとともに、住民からも運営負担金をいただき、「明るく・活力ある、魅力あるまちづくり」の推進をし、年度毎に、活動報告・会計報告を行政に行っている。

　まちづくり委員会の専門部は、５つのテーマで設定されていた。

　・生きがいづくり　
　・スポーツ健康づくり
　・地域環境づくり
　・たまり場づくり　子どもたちが遊べるたまり場の提供
　・広報記録



主な活動は、さくらまつり、夏祭り、スポーツ祭、三笠まつり、餅つき大会

生きがい講座、敬老会、朝市、いきいきヘルス運動教室、みかさウォーキング

キックベースボール大会、ソフトバレーボール大会、チャレンジハイキング

たまり場（よさこい、グランドゴルフ、苗植え、フラワーアレンジ、木工教室、映写会、お菓子作り、ケーキ作り、うどん作りなど）

広報記録専門部会では、活動記録展を年２回開催

　帰路は、霞ヶ浦ふれあいランドでみやげを調達、車中ではゲームをした。

　　　　

　今回の視察研修では、生涯学習や敬老会など行政が開催していた事業をまちづくり委員会の活動に取り入れ、地域として重複した活動を一本化する努力が見られた。また、地域の方々の熱意でたまり場事業など運営していること。「地域の課題を地域で認識して取り組む」姿が受け取れ参考になりました。